2012年11月22日
隕石騒動・・・
11月20日昼過ぎ「屋根を見に来てぇ~」と知り合いから電話がありました。
話を聞くと隣にある三階建ての建物にものすごい音がして何かが落ち、はねてこちらの玄関屋根にぶつかったらしい。
早速、登ってみると明かり取り窓のガラスが割れてました。


犯人は小さくて重たい鉄の塊みたいな物、例えば飛行機の部品ではないかと疑いました。
近頃、飛行ルートが変わったのか伊万里の上空をよく飛んでます。

「ニュース性があるから、部品を捜し出して報道機関に連絡したら一躍有名に

翌日、朝から捜索開始。見つかったのはこれ!

すぐさま飛行機の部品説から隕石落下説へ180度方向転換。ETの世界へワクワクのめり込みます。

とにかく私共では判断できませんので専門機関での鑑定をお願いしなくてはなりません。
どこに相談しようかと迷っていると、
ET⇒宇宙⇒宇宙科学館(武雄市)にたどり着き即連絡。

科学館の方の話では隕石ではないかと持ち込まれる石のほとんどは違っているそうです。
ところが落下してきた経緯を話すと「今まで佐賀県では3例しかないので見に来ます」の返事。

待ち合わせ時間より早く現場に付きソワソワして想像を膨らましていると玄関脇の植え込みによく似てる石発見。
これです。


「似てるけど色が違う」「この石は匂いを嗅ぐとコケや土の匂いがして隕石らしきものは無臭だから庭石とは違う」などなど自問自答。
頭の中は「隕石だ」「違うかも」の繰り返しでおろおろ。

せっかく遠い所から診に来て頂くのに庭石だったら申し訳ないと弱腰になります。
しばらく駐車場で待ってると、車が1台入ってきました。
心の中で「ご足労かけます。無駄足だったらごめんなさい」と思っていると
2台目まで入って来ました。それも久留米ナンバー。もぅ~やばい!

玄関まで案内して、そこで見てもらって違ったらすぐ帰ってもらおうと思っていたら、
コミュニケーションが大好きな家主様、「どうぞ上がってください」ときた。

開き直って、ふかふかのソファーに皆で6人、どっぷりと腰掛けるはめになりました。
来て頂いたのは佐賀県立博物館自然史担当主査の丹野さんと研究交流部主事の橋本さんです。

早速鑑定です。手前の箱には本物の隕石の標本が入っていました。

しばらく診てもらい、頂いたお言葉は・・
「疑問は残りますが、隕石ではないようです。このくらいの物が落下すると屋根を突き抜け、二階の床を破り1階まで到達するでしょう」
「鉱物も・・・・」と説明されましたが、もう耳に入りません。
私が「そこらにある庭石とは表面の色が違いますよね。中と外の色が同じだし・・・」。
もう警察の取り調べ室でのアリバイ作りの状態。

すると「川原などにある石は、このようになります」と学芸員さん。
私「うっ痛い所を突いてきた!」すぐそばには川が流れてるんです。

そうぅ、結論に近づいたのは、ETがさよならーと手を振って宇宙に帰って行くのが見えたような午後7時前です。
という事で状況説明はこのようになりました。
川原にあった丸い玄武岩の石を大きめの鳥が足でその石をつかんで、飛行中に上空で離したのではないかという結論に達しました。
最後は皆さんでその笑い話で楽しく過ごせました。

その記念写真です。

丹野さん橋本さん遠い所ありがとうございました。
でも楽しかったなぁ~


2012年11月18日
紀州南紅梅の梅干し
今年、大阪の友達より頂いた紀州南紅梅で隊長が梅干作りました。
色付きがよく果肉が軟らかいですね!


左が南紅梅、右はスーパーで買ったものです。
大きいですが、ペロッと食べてしまします。
ありがとうございました!
